読書

【 目指すは経済学者 】重金主義。『 G.マリーンズの外国為替論 』

 

 

 

どうも、bonn と、申します。

 

 

 

今回は、前回 書いた通り、G・マリーンズの本を読もう。と、思っていたのですが、Amazonにも、どこにも売ってなくて…

 

どっかになんかないかと、検索してると 『 G.マリーンズの外国為替論 』 なる論文を見つけたので、今回はそれを読みます。

 

 

本当は著書を読みたかったのですが、お預けです…

 

読みたい方は、こちらからどうぞ。 →  

 

 

 

書籍。

 

 

 

書 名  G.マリーンズの外国為替論

第一刷  1992年
発行所  京都大學經濟學會
筆 者  本山美彦

 

 

 

概要。

 

 

 

タイトルの通り、G・マリーンズの貨幣論。

 

マリーンズの考え方を、簡潔にまとめると、

 

バーゲニング・パワー の弱さが貿易で苦境に立たされる原因なので、貿易は自国の力の強い特定の団体によって独占的に営まれるべき。

 

為替レートは為替手形の需要によって決定されるはずだが、実際はそうではなく、外国銀行に利益が上がるように低く設定されており、

 

不安定な低為替レートが正貨流出の原因となり、国内貨幣供給の縮小が国内経済に悪影響を及ぼすので、高為替レートで固定するべき。

 

当時のイングランドの輸出品の大半は綿の半製品で、非弾力的な需要に制約されているので、低為替は輸出増進にもつながらない、と。

 

 

また、マーリンズ曰く貿易差額論の問題は、

 

関税を逃れる不法貿易が横行し、かつ、貿易は不定期におこなわれるので、輸出入額を正確に把握し貿易差額を求めることは不可能。

 

為替市場において貨幣が過小評価されている限り、銀行家は利益を得ることができ、正貨流出は継続するので、輸出額は流出と無関係。

 

 

と、だいたい、こんな感じ。( 間違えてたら、是非、ご教授下さい… )

 

 

 

感想。

 

 

 

回は、T・マンの貿易差額論を読んで、

 

なるほどなぁ。と、納得してたのですが、

 

 

マリーンズの反論を読むと、たしかに、輸出額が輸入額を上回ることだけが唯一財宝を増やす。という考えは極端な気がしてきました。

 

不法な貿易が云々に関しては、どうかわかりませんが、低為替レートであれば正貨流出はとまらないだろうというのは、納得しました。

※ スターリング為替が平価以下の場合、外国へ支払いをするイングランド商人は、スターリングを払い為替手形を購入するよりも、正貨を直接外国へ運び出すほうが利益になる。

 

 

かといって、全責任を外国銀行に求めて、

 

とにかく、高為替レートで固定さえすれば、正貨流出も、物価下落も、経済停滞も、全て防げる。という、マリーンズの考えも極端で…

 

 

読むたび読むたび、影響を受けて考えが変わり、400年前の経済学すらまだまだ理解できません。もう少し、この時代に留まります。

 

 

次回は、前回 読んだ『 外国貿易によるイングランドの財宝 』に、T・マンの本が他に2冊収録されていたので、それを読んでみます。

 

 

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ということで、今回は、この辺りで。さようなら~

 

 

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